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見つけた! わたしのイイ仕事

見つけた! わたしのイイ仕事

2021.01.31

いつか働きたいと思っていた観光牧場で
お客さまの思い出を彩る一皿を

PROFILE

成田ゆめ牧場
レストランスタッフ
川瀬さん (26歳)

新卒入社。入社5年目。
動物を観たり触れ合うのが好きで、
現在は自宅で猫を飼っている。

約30万㎡、東京ドームの約7倍もの広大な敷地面積を持つ観光牧場「成田ゆめ牧場」。敷地内には、牛たちが過ごす牧場だけではなく、動物たちと触れ合えるスペースや体験コーナー、様々なアトラクションで遊べる施設、売店やキャンプ場など多種多様な施設を展開。地元の人たちをはじめ、多くの観光客に愛されている。その敷地内に店を構えるレストランで、店長を務めている川瀬さんは幼い頃から同施設で働くことが憧れだったという。

「小学生の頃から学校の行事で成田ゆめ牧場にはよく遊びに来ていました。昔から動物が好きだったので、いつかここで働けたらと思っていました」

飼育員になるための専門学校を卒業し、新卒で同社に入社した彼女。小さい子どもたちをメインにバターやジャム作りを教える体験コーナーでの勤務を経て、現在の部署に異動してきた。憧れていた職種とは違うものの、今の仕事に大きなやりがいを感じていると話す。
「飲食は未知の経験だったので、最初はワクワクと不安が入り交じっていました。食材の扱い方も知らなかったくらいで。でも、料理長に日々教えてもらいながら少しずつ様になってきました。お客さまが料理を見て『美味しそう』など声をあげてくださるのはうれしいですね。反応がダイレクトに感じられるのは、この仕事の醍醐味ですね」

今では季節のメニューを考案したり、イベントの部署と連携してメニューを創るなど、店長として責任ある仕事を任されている。そんな川瀬さんが普段の仕事で心がけているのが、「お客さま目線」。

「レストランには、幅広い層のお客さまがいらっしゃいます。年齢層は小さい子どもからお年寄りまで、ご家族はもちろんカップルからグループの方々まで、本当に多くの方がいらっしゃいます。例えば、お年寄りの方には意識的にゆっくり話したり、小さな子どもには目線の高さを合わせて話すことを心がけています。私たちが提供する一皿が思い出を傷つけてしまう可能性があります。今後も、皆さんに気持ちよく帰っていただけるよう、スタッフ一同力を合わせてがんばりたいと思います」

MESSAGE

上司からのメッセージ

川瀬さんには、店舗の商品企画・提案から現場の管理、パートスタッフや後輩の指導・育成まで幅広い業務を担ってもらっています。さらに繁忙時やイベント開催時などでは、積極的に動いてくれるので本当に頼りになります。自己管理がしっかりしているからこそ、これらのタスクを遂行できているのだと思います。将来的には管理職を目指し、これからも積極的に行動し、若い社員を引っ張っていって欲しいですね。

DATA

成田ゆめ牧場

千葉県成田市0476-96-1001

明治20年創業の酪農牧場が「自分達が納得した乳製品をつくり、生産者が見える販売」と「教育と体験のできる場」の提供を目指し、観光牧場へ転身。動物のふれあい広場や遊戯施設・キャンプ場・売店・レストランなどの施設を運営。