昨今、仕事をがんばりながらもプライベートの時間を大切にしたいと考えている人は多くいる。医療事務員として働く川又さんが、株式会社エヌジェーシーに転職した理由も仕事とプライベートを充実させるためだった。

「今の仕事に就くまでは、シフト制の仕事で働いていたのでずっとお休みが不定期でした。私自身、舞台鑑賞を趣味としているんですが、以前の仕事では先々の予定を組むことが難しく行きたい舞台に足を運ぶことがなかなかできませんでした。また、これまではアルバイトで勤務していましたが、コロナ禍の影響もあり安心・安定して暮らせるように正社員で働きたいという思いもあり、今の職場に転職しました」

飲食店でのホールや百貨店のレジなど、これまで接客業で働いていた川又さん。その経験を活かしつつ、今まで働いたことのない仕事に就きたいと選んだのが、医療事務の仕事だった。前職を退職後、通信講座で勉強を重ね、同社に就職した。まったく未経験の業界に不安はなかったのだろうか。

「もちろん不安はありました。中でも一番不安だったのは人間関係でした。でも、皆さん本当にいい人ばかりで。わからないことも丁寧に教えてくださり、仕事に励むことができています。そうしてできなかったことができるようになったり、患者さまに聞かれたことが答えられるようになったりと、やりがいを感じられるようになっています」

この仕事に就いて間もない川又さん、現在は提携しているクリニックで受付業務を担当している。彼女が勤めているクリニックでは、内科、脳神経外科、専門外来と様々な患者が訪れる。さらに複雑な医療システムの中、日々覚えることは多いが、成長を感じられていると話す。一緒に働く同僚も彼女の成長ぶりに驚いているそう。

「様々な事情で患者さまは来院されます。そんな患者さまにも、そして一緒に働いているスタッフや病院の方々に頼られる存在になれるよう、今後もがんばりたいです」