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見つけた! わたしのイイ仕事

見つけた! わたしのイイ仕事

2020.11.22

様々な介護の業務に携われる!
子育て中でも働きやすい職場も魅力

PROFILE

東松山市社会福祉協議会
介護職員
横峰さん (仮名) (31歳)

勤務歴約9年。正職員として勤務。
社会福祉士や介護福祉士の資格を持つ。
休日は夫や4歳の長男、3歳の次男と公園に遊びにいくことが多い。

東松山市社会福祉協議会で介護職員として働く横峰さんが、この仕事を目指したのは中学生の頃。母親の背中を見て決意をしたという。

「もともと母親が看護師をしていて、親戚の介護をしていました。その様子を側で見ていて、自分も将来同じような仕事をしたいと思いました」

中学を卒業後、福祉の勉強ができる高校を選び、大学も福祉系の学部に進学。新卒で現在の法人に入職した。数多くある福祉法人のなかでも東松山市社会福祉協議会を選んだのは、幅広い業務を展開しているからと横峰さん。

「東松山市社会福祉協議会は、高齢者事業、障害者(児)事業などを手がけています。高齢者事業の中にも居宅介護支援事業や訪問介護サービス、デイサービス、介護老人保健施設など様々な事業を展開しています。その分、いろんな経験を積めると思ったんです」

実際に、就職後は入所係に配属になり、認知症の介護老人保健施設で1年半勤務した後、生活支援相談の業務を担った。そして昨年4月からは通所係に異動し、デイサービスの現場で働いている。現在は利用者の方々に「楽しさ」を提供できるよう、主にレクリエーションの内容を考えている。3つの職場・職務を経験できたことで、自身の成長に大きくつながっていると横峰さんは話す。
「入所係は、認知症や身体を思うように動かせない方の食事補助など身体介護が主な業務で、それに伴うスキルや知識を身につけることができました。一方で通所係(デイサービス)では、利用者さまの介護レベルに差があり、個人個人に合わせた対応が求められます。また、自立されている方も多くいらっしゃいます。その方々が、施設に来ていただき楽しみを持ってもらうことが重要です。レクリエーションの担当者として、日々のレクリエーションから季節のイベントなどを考えています。大変な業務ですが、利用者さまが楽しんでくださったり、その様子をお伝えしたご家族さまが喜んでくださる様子を見ると、この仕事に携われて幸せだなと実感します」

そう話す横峰さんは、4歳と3歳の子どもを育てながら働くワーキングマザー。この9年間のなかで2回産休育休を取得したが、法人の理解があり、とてもありがたかったそう。

「長男を産んで復職したんですが、すぐに次男の妊娠が分かり、結局半年後にもう一度産休育休を取得することに。復職して半年しか働いていなかったので気まずく感じていたのですが、皆さん嫌な顔をせず『おめでとう』や『待ってるよ』と声をかけてくださって。とてもうれしかったです。恩返しの意味も込め、今後もこの職場でがんばっていきたいです」

MESSAGE

上司からのメッセージ

横峰さんは、常に笑顔で朗らかで、かつプラスの声掛けをしてくれます。彼女がいてくれるとフロアが明るくなり、職員も利用者さまも癒されます。働く姿勢から介護の仕事を楽しんでいるのが伝わってきます。今後は、現在経験している子育ての楽しさや仕事との両立の工夫などを発信し、後輩や仲間の支援やアドバイスを担ってほしいです。

DATA

東松山市社会福祉協議会

埼玉県東松山市0493-21-5556

地域の住民やボランティア、福祉や保健・医療、教育などの関係者、行政機関等の参加を得て、ともに福祉のまちづくりを進める民間の福祉団体。東松山地域に暮らす人々の福祉を支えている。